REAPERに乗り換え、便利機能

今回はREAPERの便利機能的なもの(曖昧)をご紹介します。
と思ったのですが、最近のDAWはどれも多機能化しているので「これCuBASEでもできますけど???💢💢」みたいなのが混ざってても怒らないで…

起動が速い

(機能じゃなくね?)
プラグインのスキャンが走らなければ手持ちのDAWの中では一番速いです。もちろん新規プラグインのスキャンはオンの状態です。Studio Oneなんかだと起動時のスキャンをオフにすればかなり速く起動しますがそれでもウチの環境だとREAPERのほうが速いですね。どういう仕組みだ。

起動が速いと、ちょっとソフトシンセで音出したいなーって時や、ちょっと届いたデータの波形見とくかーって時などにサッと起動できて捗ります。

FXのMix、Delta Solo(差分)機能

REAPER自体にMix量を変えられるツマミがあるので、いかなるプラグインでもパラレルコンプのような使い方ができます。古いプラグインなんかはMix機能が無いものもが多いので便利かと。
そして同じつまみを「Alt/Opt+クリック」(もしくは右クリックからDelta Solo)でFXの差分だけ聞くことができます。
Send系のFXだと分かりやすいでしょうか。例えばリバーブをMix20%でインサートしているときにDelta Soloモードにするとリバーブ成分だけ聞こえます。もちろんコンプやEQでも使えますので、どのような音質変化をしているのかお手軽に確認できて楽しいです。

右上のつまみをドラッグでMix、Altクリックで差分

FXのオーバーサンプリング

FXとFXチェーンごとのオーバーサンプリングをREAPER側で指定できます。マスタリングやバス系のプラグインにはよく搭載されている機能ですね。手持ちのやつだとPulsar MuやFabFilterのPro-L2などでオバサンできます。
エンジニア系の方にはなかなか画期的な機能だと思います。ただ、CPU負荷とレイテンシーもずんずん上がりますし、プラグインによってはうまく動かなかったりクラッシュしたりがあるそうなので使うときにはご注意ください。私も恐くて使っていないので安定性は未知数…プラグインとの相性もあるかと思います。

FXのABテストがやりやすい(小技)

どっちのプラグインを使うか悩んだとき、素早いマウスさばきでそれぞれのON/OFFを切り替えようとして失敗しイライラした経験はありませんか?REAPERではエフェクトチェーンを表示して対象のエフェクトを選択し、選択エフェクトをバイパス(Ctrl/Cmd+B)のショートカットキーを使えばストレス無く切り替え可能です。

自分けっこう使うんですよねこれ。他のDAWでもできそうな予感はしますが…CuBASEとStudio Oneで軽く試したぶんには見つけられなかったです。探せばあるかも。
切り替え対象のプラグイン画面を両方表示したいときはプラグイン名を右クリックから「選択エフェクトを独立ウィンドウに表示」を使います。

OSC内蔵

iPad用のTouchOSC(mk1)しか使ったことないので例外があったらスミマセン。
TouchOSCでDAWを操作する際、通常ですとTouchOSC BridgeというアプリをPCやMACにインストールする必要があるのですがREAPERではこれが不要です。

TouchOSCでレコーディング用のキューミキサーを自作して使っているので、いつかそれも記事にしたいなぁなんて思っているのですが…作った当時の記憶が薄れているうえにドキュメントも半分くらいしか理解できなかったのでやっぱり書けないかも🥹

ポータブル版がある(Windows版)

任意のフォルダにインストールできるのでUSBメモリに入れて持ち運べたりもします。先日出たv7のようなメジャーアップデートをとりあえずポータブルでインストールして試すなんて事も簡単。
MacやLinuxでもできるらしいのですが一手間かかるみたいです。

その他

他にもたくさんあるはずなので興味のある方はぜひ。マルチチャンネルのルーティングやAmbisonics系にも強いみたいですよ。(使ったことないのでわかんない)

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