Sexan様作、ビジュアルFXルーターです。REAPER v7以降でないと動きませんのでご注意ください。
REAPER v7からFXのパラレル処理とコンテナ化が実装されましたが専用のUI的な機能はありません。そのあたりを強力にサポートしてくれるスクリプトと言いますか、v7以降はこれ絶対セットで使ったほうがいいです。
FXの並び替え、パラレル化、コンテナ化の他に、FXブラウザも搭載されているのでインサートも可。FX専用のインスペクターとしてドックさせておくのもよいかもです。
最初にREAPERのみでパラレル化など
単純なルーティングでしたらスクリプトを使わずとも大丈夫かと思います。
TCPやMCPのFX名を右クリック→「Run FX in parallel with previous FX」をクリックすると名前の左に縦線が表示され、上のFXと並列にルーティングされます。



コンテナ化はFXチェーン画面から行いますが個人的にはちょっと分かり辛いと感じます…コンテナ化を使うような状況だとたぶんトラックにFX山盛りでしょうし、ここはひとつスクリプトに頼ってゆきたい。
インストール
- ReaPackに以下のアドレスをインポート
https://github.com/GoranKovac/ReaScripts/raw/master/index.xml - ReaPackから「Sexan ParaNormal FX Router」をインストール
- アクションリストからインストールしたスクリプトを実行すると、パッケージが足んねーよとダイアログが出るのでOKを押す(初期状態だと3つ不足しています)
- ReaPackが起動し、不足しているパッケージが表示されるので全て選択してインストール



使い方
これはもう触った方が速いので省略!D&Dすればだいたい分かります👍
あえて書くならコンテナ化の部分だけ補足的にキャプってみました。
例えばいま挿してあるFXの中から2つだけコンテナ化したいなーと感じた時、OSの操作的にはその2つのプラグインを選択して~右クリックして~とやりたくなりますがスクリプトに範囲選択機能がありません。まず空のコンテナを作って、その中にFXをD&Dするのが分かりやすいかと思います。コンテナの解除も右クリックからサクッといけます。

Run FX in parallel with previous FX (merge MIDI)
これはスクリプトではなくREAPER側の機能で、パラレル化の際にメニューから「Run FX in parallel with previous FX (merge MIDI)」というのも選べます。

メニュー名の通りMIDI信号がマージされる…んですよね?マニュアルにはMIDIアイテムがMIDI FXをどうこう書いてありました(もうちょっとさぁ…)。とりあえず結果だけ備忘録的に書いておきます。
7半音プラスする設定のReaControlMIDIとシンセ(Spire)をパラレルにして鍵盤でC4を弾くと、mergeありのほうは最終段のシンセにC4とG4が送られます。


ブラックフライデーっすね(日記)
皆様この時期はプラグインをセールでばんばん買っているかと思いますが私は円安もあって体温低めです😑
今のところ…FabFilterのPro-R2アップグレード、Viennaの音源を1つ、あとPolyverseのCometというリバーブがフラッシュセールで$29だったのでびっくりして買ってしまいました。Avenger2も出たようなので内容によってはアップグレードしたい所存。ラブソルフェージュの松本さんが買うって言ってたのでレビュー聞いてからにしようかしら(慎重)
プラグイン系はそれくらいで、あとはAmazonのセールで猫のエサと猫の砂を買い込んだりしています。猫グッズの値上がりがエグいのでプラグイン買ってる場合ではないのでは??🤔