REAPERにおけるMIDI周りですが、最近流行のコード補助系以外は他のDAWとだいたい同じかなーといった印象です。一部、標準機能のUIが古くてちょっと分かり辛いかもです。
ノート(イベント)の編集
編集したいノートを選択した状態で「イベントのプロパティ」を表示します。デフォルトのショートカットキーだと「CTRL+F2」でアクション名はこちら。
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Edit: Event properties |

「形式」を変えるとノート以外にもCCやアフタータッチなどが編集できますが今回はノートで。
音価は「音の長さ」や「Length」といった方が分かりやすいかもです。Off値は…たぶんMIDIのNote Offだと思うんですが使った事ないのでわかんない。(調べろや)
使い方ですが、値を入力すればその値になるのは分かるとして、ダイアログの下にも書かれているように四則演算が使えます。これがなかなか便利なので覚えておいて損はありません。
- ベロシティをプラス10したい→ベロシティ覧に「+10」
- ベロシティを半分にしたい→ベロシティ覧に「/2」
- ノートを2倍にストレッチ→位置に「*2」、音価に「*2」
ノート(イベント)のフィルター
標準の機能に「イベントの絞り込み」があります。アクションはこちら。
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Filter: Show/hide filter window... |

イベントの種類が「全イベント」になっていると下の項目がチェックできないので、まずここをノートに変えましょう。
あとは見たまんま数値を入れればノートが選択されます。個人的にはこれ、あまりというか多分1回も使った事が無いのですが、選択以外にも絞り込んだ内容のみ表示できたりソロにできたりするので、細かく編集したい方には便利かと思います。
ピアノロールの鍵盤から選択
使用頻度が高いのはやっぱりこれかなと。他のDAWでもだいたい同じ機能が備わっていると思います。
選択の方法は鍵盤部分を右クリック。ハイハットのベロシティ全部変えたいなーなんてときに使います。SHIFT+右クリックで複数選択できます(CTRLじゃないので注意)。右ドラッグで連続選択もできます。

まぁでもマウスドラッグで囲めばだいたい間に合いますよね🤔
フィルターのスクリプト
Lemerchand様の「MST5K」というスクリプトはビートの選択なんかもできて大変おすすめです。これはまた別の機会に…。
MIDIツールバー
参考になるか分かりませんが他に書くことが思い付かないので私のMIDIツールバーをご紹介します。

まずこれはREAPERインストール直後のMIDIツールバー。
右クリックのメニューが充実しているとは言えさすがに足りないと思います。しょっちゅう使う機能はショートカットキーに割り当てるとして、よく使う機能をツールバーに登録し育ててゆきましょう。

自分のがこれ。相変わらずサムネとの相性が悪すぎる。ので部分ごとに。
キースイッチ周り

(1)キースイッチの記事で書いたノートネームマップの表示切替です。
アクション名は左から順にこちら。
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View: Show all note rows View: Hide unused and unnamed note rows View: Hide unused note rows |
(2)ノートのラベル表示とノートネームマップの読み込み・リセットです。
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View: Show note names Show menu of MIDI note/CC name files at mouse cursor Load note/CC names from file… Clear all note/CC names |
オクターブ上下

オクターブ上と下に複製コマンド。
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Edit: Duplicate events one octave higher Edit: Duplicate events one octave lower |
コードの構成音をいじっている時にやや使います。複製せずにオクターブ上下させるコマンドはめちゃ使うのでショートカットキーでやってます。
グリッド周り

見たまんまグリッドの変更です。
REAPER上部のツールバーに置いてあるのでダブりますが、距離が遠いのでMIDIツールバーにも置いてあります。
一番右のアイコンだけは編集系で、選択ノートを現在のグリッド単位に分割するコマンドです。
ロングトーンのコードパッドをPluckのトラックにコピーして8分音符にバラしてパターンを作るときなんかに便利です。
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Split notes on grid |
レーン周り

ベロシティやCCを表示するレーン周り。
Show Used CC ボタン
使用しているCC全部とベロシティを表示するマクロです。アクションリストから新規アクションリスト→新規カスタムアクションで複数アクションのマクロを組めます。
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SWS/FNG: Show only used CC lanes SWS/BR: Set all CC lanes' height to 140 pixel |
1つ目は使用しているCCを表示するアクションです。
CCを複数使っているMIDIイベントだとレーンの高さが足りなくて見えない事もあるので、2つ目のアクションでレーンの高さを指定しています。0~200まで10刻みでアクションが用意されており、うちの環境では140~180くらいがちょうどいいです。
Velocity Only ボタン
レーンにベロシティのみ表示させるマクロです。いったんCCを全て消してからベロシティを表示し、レーンの高さを180に指定するという流れです。
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SWS/S&M: Hide all CC lanes CC: Set CC lane to Velocity SWS/BR: Set all CC lanes' height to 180 pixel |
MIDIインスペクタースクリプト
juliansader様作のMIDI情報を表示してくれるスクリプトです。
歌物を作るとき、Ritaさんにはメロディの楽譜の他にメロディの音数も渡して作詞をしてもらうのですが、たまに歌詞が想定通りはまらないと「おまえが数かぞえ間違えとんのじゃ」といちゃもんを付けられます。しかしこのスクリプトは選択ノートの合計数を表示してくれるので音数に自信が持てます😤
その他

左二つはArchie様作のメニューを自作できるスクリプトです。内容はまた別途。
右三つのアクションはこちら。
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File: Export project MIDI... Send all notes off to all MIDI outputs/plug-ins mpl_Float instrument relevant to MIDI editor |
うーんMIDIのエクスポートはメニューからできるしこれ削ってもいいな(気付き)
真ん中はMIDIのパニックボタンで、一番右はMIDIエディターで使用中のプラグインを表示するMPL様のスクリプトです。
あ、あと一番左にMIDIエディターを閉じるアイコンも置いてあります。たまに他のDAWのショートカットと混乱して閉じ方忘れちゃうので…アクション名はこちら。
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View: Toggle show MIDI editor windows |


