公式サイトのリソースなどで配布されているテーマファイルを使ってREAPERの見た目を変えることができます。他のDAWに似せた物もあったりしてなかなか楽しいです。(最近だとReaSonus Oneとか)
ダウンロードしたテーマファイルをREAPERにD&Dして、メニューのオプション→テーマから変更できます。
自分の場合はいろいろ試した結果、デフォルトテーマの一部を自分好みにカスタマイズした物に落ち着きました。
しかし人様のテーマから素材を拝借しているので配布などはやめておきます……ここではお勧めのテーマをいくつかご紹介。
Realogix
https://stash.reaper.fm/theme/2640/Realogix.ReaperThemeZip
名前からしてLogicリスペクトのテーマでしょうか。TCP内が整然としており角張っててスキ。
Flat_Madness v2
https://stash.reaper.fm/theme/2717/Flat_Madness_V2.3%20Black%20Pre-release
こちらもTCP周りが工夫されており情報量が多く角が丸くてスキ。一時期はこれを使っておりました。Ver.3も出ております。
Default_6 Marude Studio
底辺様(不敬やぞ)作、デフォルトカスタマイズタイプのテーマです。
基本デフォルトでいいんだけど挿したプラグインの情報量がもっと欲しい…って方に最適でスキ。
デフォルトのテーマだとこのようにある程度まで縦幅を広げる必要があります。
TCPにFXリストを表示させる方法
TCPにFXリストが表示されていない場合は、TCPの空白を右クリック→メニュー内の「サイズ上可能なら~」の2つにチェックを入れるとFXリストが表示されます。
ツールバー
ツールバーはテーマの変更に連動しないので個性が出る部分です。そしてデフォルト状態のツールバーは表示されているアイコンが最低限なので途方に暮れる方もいるでしょう。
ツールバーはメイン用が16+1本、MIDI用が8+1本用意されており、全て自由にカスタマイズできるのでぜひ作っておきましょう。上下左右にドックできます。
せっかくなので私のツールバーを簡単にご紹介します…が、人様のテーマを見るとツールバーの内容ってほんとバラバラなんですよね。すなわち他人のツールバーなぞ見ても何の参考にもならないのではないでしょうか。(急にどうした)
自分こんな感じでやらせてもらってます。(でかいので右の方はカット)
(1)メインツールバー
使用頻度の高い機能を並べています。
- オートメーションモード
- リップル編集モード
- オートメーションレーンの表示
- FX・メディアブラウザ表示
- カラー変更用のスクリプト(rodilab_Color palette)
- 選択アイテムを外部エディターに渡す(Audition、WaveLAB)
- 入力FX表示
- トラックのリネーム、削除、Arm、最近流行の試し弾きを裏でRECしてくれてるスクリプト(Dump Retrospective Record log (old version))
(2)左
別ウィンドウが出る系の機能を中心に並べています。一般的なDAWだとトラックインスペクターが配置されている場所ですね。
- トラックリスト
- FXブラウザ
- ミキサー
- CPUパフォーマンスメーター
この4つをタブ配置して、ボタンで表示を切り替えられるようにしています。
Studio Oneの右側にあるブラウザ機能がスキなんだけど距離が遠いなー左側に置きたいなーと常々思っていたのでツールバーで真似てみました。
それ以外は独立したウィンドウが開く系の機能を並べています。
- プロジェクトベイ(CuBASEやStudioOneのPoolウィンドウみたいなやつ)
- SWSリソースウィンドウ
- バッチコンバータ
- 鍵盤
- メモ
- リージョンクロックスクリプト(X-Raym_Regions clock)
- ReaPack
(3)上
まぁまぁ使うけど頻繁というほどでもない、そんな曖昧なツールバー。今でも結構入れ替えます。
- Save As、タブ追加
- メニューが自作できるスクリプト(Archie_Var; Popup menu(n))
- プロジェクト設定、メトロノーム、プロジェクトリスト読み込み
- …その他スナップやカラーなどいろいろ
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ところで見た目を変える文化と言えばWinAMPのスキン。いや古いな。実はこのReaperってWinampのプログラマー様が作っているDAWなのです。私も詳しくは知らないのであとはWikiを読んでくれよな!