REAPER(DAW)のご紹介

ここのところイベントへの参加も無く、あまりにも情報を発信していないせいか脳がしぼんできている感覚があります。でも日がな一日PCのモニターに向かってDAWを操作(いやFirefoxのほうが長いわ見栄はんな)している自分にいったい何が……と悩んだ末、ここ数年メインで使っているDAWのREAPERはどうかなと。だいぶ試行錯誤してきてノウハウがたまったし、REAPERって日本語の情報が少ないので少しは役に立つかもしれないかなと。
はたしてREAPERを検索してこの限界ブログに辿り着く人がいるかは分かりませんが、個人的にはかなりお勧めのDAWなので、自分が使っているスクリプトの紹介や他のDAWとの比較など、少しでも情報を発信してゆきたいなーなんて思います。

数年かけて育ててきた(わりにはデフォルトとそんなに変わらない)現在のレイアウト。

まずなんでREAPERなのか

きっかけはボイスドラマ編集の仕事が増えてきた2014年頃。ボイスドラマの編集って作曲やミックスと比べると作業的な動作が多いんですよね。そこでもっと編集効率を上げられないかと色々なDAW調べたところ、ユーザースクリプトが走るREAPERってやつならマクロだけでは補えない編集動作なんかも組めたりするんじゃないかしら?となって使い始め今に至ります。なお自分で組むまでもなく有志の皆様が作った有能スクリプトが山のようにあるのでそちらに頼りきっております。

REAPERのお勧めポイント
  • 安い(ディスカウントライセンスなら$60)
  • アップデートが頻繁
  • 起動が速くて引く
  • カスタマイズ性が高い(高すぎるかもしれない)
  • 有志によるスクリプトが無数にある
  • 今まで使ってきたDAWの中では安定度が高い(個人の感想です)
  • 設定ダイアログを開いた状態でもDAWの操作ができる(最高)

カスタマイズ性はほんとに高くて、ツールバーはもちろん右クリックメニューの内容、マウスに至ってはホイールクリックや右ドラッグなど、かなりの部分に手を入れることができます。

REAPERの取っ付きにくいポイント
  • 日本語の情報が少ない
  • デフォルト環境だと何をどうすればいいかよく分からない
  • 付属の音源が無い
  • BUS・SEND周りが分かり辛い
  • トラックインスペクターが無い
  • 一部のフォントが小さくてしんどい(Windows版)

取っ付きにくいポイントはやっぱり多いのですが、ごりごりカスタマイズすればとっても使いやすくなりますし、見た目を他のDAWに似せたりもできます。しかし付属の音源などは無く、エフェクトはメジャーどころのDAWと比べるとUIが古かったりするので初心者の方にはお勧めし辛いのが正直なところ。ある程度DAWの知識がありプラグインも一通り揃えている方向けなのは否めません。


REAPER付属のパライコ「ReaEQ」。機能的には十分ですがUIの古さが気になります。


こちらは超使ってるFabFilterの「Pro-Q3」。UIもですけどやっぱデザインも重視しちゃいます。車のステッカーチューンで2馬力アップと同じ概念です。

購入方法

購入は公式サイトのみのようです→https://www.reaper.fm/purchase.php
こちらの販売業者のFast Springは日本語表記なのに日本語で入力すると弾かれるという禅問答みたいな仕様なので油断なきよう(2021年12月現在)。

…いま改めてショッピングカートを試したところ「お名前(フルネーム)」覧に半角英字が含まれていればその他の覧は日本語でも通るみたいですが…なんだか恐いので全部英語入力がよいかと思います。
REAPERはライセンスファイルに名前情報を含みますし、こういった海外製ソフトは2バイト文字があると化けたりエラーが出たりといいこと無いので。なお購入しなくても起動時に5秒くらい待てば制限無しで使えちゃいます。

関係ないけど自分のDAW遍歴を振り返る

●作曲・ミックス
Singer Song Writer→Sonar(X1までだったかな)→Studio One1.6~4/CuBASE Pro8~10を併用→REAPER6

●ボイスドラマ編集
Magix Samplitude8~11くらい→REAPER4~6

SSW懐かしいな…当時ステップエディタ離れに失敗していたら今はABILITYユーザーだったのだろうか。
ちなみに今もStudio OneとCuBASEはインストールしており、バージョンアップがあるとウキウキしながら課金して新機能を試し、んーむまぁREAPERでいいか~というのを繰り返しています。ここ2年はほぼREAPERのみに集約。

あーあと練馬でスタジオを立ち上げたときはMAC+ProTools環境でしたが、Windows用ゲームの台詞収録が増えてファイルや台本管理の効率化をしないと死ぬるとなって環境を使い慣れたWindowsに一本化し、それ以降ProToolsは使わなくなりました。