Justin Johnson様作のスペクトラムアナライザー「ReSpectrum」をご紹介。
こちらは「JSFX」というREAPER用のプラグインになります。その場でソースを編集できるのでスクリプトではあるのですが、扱いはFXなのでアクションリストではなくFXブラウザから起動します。
インストール方法
ReaPackに作者様のリポジトリを登録してインストールする必要があります。
https://raw.githubusercontent.com/Justin-Johnson/ReJJ/master/index.xml
インストール方法を雑に書くと…
ReaPack→Manage repositories→リポジトリをコピペしてOK押す→リストから検索してインストール
「Spectrum Analyser」と「Parametric Equalizer」が出てきます。せっかくなので二つともインストールしておきましょう。
インストール先
FXブラウザの「JS」内に追加されます。もし見つからなかったらREAPERの再起動が必要かもしれません。
使い方
一般的なアナライザと同じです(雑)。負荷が軽くて最高。
一部のJSFXはTCPやMCPに埋め込んで表示できるのですが、このアナライザーも埋込に対応しているので画面がにぎやかになります。(解析なさいよ)
挿したプラグイン名を右クリック→「埋め込みUIを~」にチェックで表示されますが、TCPかMCPのどちらかしか表示できないのでご注意。
マスタートラックに埋め込むとよりにぎやかに。挿しているJSFXは以下の4本です。
- ReSpectrum
- Goniometer
- Oscilloscope Meter (Cockos)
- Loudness Meter Peak/RMS/LUFS (Cockos)
ReSpectrum以外はREAPERに標準で入っているJSFXです。マスターにラウドネスを表示させるとCuBASEぽいですね。
ちなみにREAPERにも標準でアナライザーが入っていますが個人的にはReSpectrumのデザインが好きなので標準のは使ってないです。
JS: Frequency Spectrum Analyzer Meter (Cockos)
ReEQ
ReSpectrumをご紹介してきましたが作者様の本命はこっちのEQでしょう。最初にインストールした2つのうち「Parametric Equalizer」がコレになります。
最大16バンドのパライコで、デザインはFabFilterのPro-Qタイプです。こんな高機能なEQが無料で使えるだなんて…気に入った方はぜひDonateを。
私はPro-Q3やiZotopeを持っているのでReEQは使っていませんが、とりあえずパライコ使いたい人なんかは十分な性能かと。